1954-02-19 第19回国会 衆議院 予算委員会 第15号
閣員各位におかれても、この重要なる問題については率直なる所見を述べていただきたい。私はつらつらこの議会を見てみますると、これほどうその多い、詭弁をもつて我意を通さんとする議会は見受けられないのでありまして、かくして議会政治の権威と信用を失墜することははなはだしいと思うのであります。私は閣員各位が率直なる御所見を述べられるならば、決して片言隻語をとらえてあげ足をとるようなことはいたしません。
閣員各位におかれても、この重要なる問題については率直なる所見を述べていただきたい。私はつらつらこの議会を見てみますると、これほどうその多い、詭弁をもつて我意を通さんとする議会は見受けられないのでありまして、かくして議会政治の権威と信用を失墜することははなはだしいと思うのであります。私は閣員各位が率直なる御所見を述べられるならば、決して片言隻語をとらえてあげ足をとるようなことはいたしません。
そこで、政府がこの労働省設置に対してどれだけの決意をもつておるかということと、関係大臣以下閣員各位がどれだけ良識と努力をもつてこれに当るかということが問題でありまして、この人によつて生命が與えられ、性格づけられるということを考えますがゆえに、私は條件附きで賛成するものであります。ただ手放しで賛成するわけには絶対にまいらないのでございます。